第一青浦橋梁
少し前、道の駅ゆうひパーク三隅から撮影された日本海をバックに電車が走る光景がCMに使われていましたが、島根県西部、浜田市と益田市の境あたりにも、その筋では有名な『第一青浦橋梁』なる撮影スポットがあるらしいです。
しかも大正12年建造。
私は電車に乗るのが好きな『乗り鉄』であって撮影するのが好きな『撮り鉄』ではないのですが、とりあえず行ってみました。
地図を見ても場所が載っていないので、ネットで検索した情報を元に探します。
とりあえずJR岡見駅。
岡見駅自体、分かりにくい場所にあるのですが。
岡見駅から益田方向へ山道を進んで行きます。
第一青浦橋梁への案内看板なんて勿論ありません。
一回目は完全に道を間違え、ぬかるみにハマるわ、巨大フナムシを踏んずけるわで散々な目に遭いました。
曲がるべき場所はこの三叉路です。
曲がって坂道を下ると、ぐるっと一周するように道がカーブしていて、3つめの角に第一青浦橋梁への道が隠れています。
バイク右側の草藪に山道があり、そこを下れば橋梁はすぐ。
親切にもロープが張ってありますが、雨上がりだったのでぬかるんでいました。
山道なのに足元には巨大フナムシが闊歩しているので、コケたら悲惨。
苦労の末にたどり着いた第一青浦橋梁。
画像からは伝わりにくいですが、橋脚の高さは25mあるので巨大。
日本海の荒波も激しく、迫力満点です。
間の悪いことに、橋梁は絶賛 塗装工事中。下調べ大事。
天気もどんよりしていて、当然ながら撮り鉄諸氏の姿はありません。
山道を下りて行くと、線路の間近まで行けます。
せっかく来たので電車を入れて写真を撮ってやろうと思い、岡見駅で撮影した時刻表を確認してみると、14時台の電車が一本もなく、次の電車まで1時間半以上…。
なんて間の悪い…。下調べ大事。
時間をつぶそうにも近くには本当に何もなく、雲行きも怪しいのでリベンジを誓って撤収…。
しかし、ちんたらバイクを走らせて道の駅ゆうひパーク三隅まで戻ったところで、この時間に通るはずのない特急電車と対向。
あれ? 回送電車…?
…岡見駅は特急が止まらないので、時刻表には書いてないのでした。
撮り鉄にはなれんな…。(敗北感)