JR山陰本線 折居駅
ドライブイン日本海を紹介したついでに、すぐ近くにあるJR山陰本線・折居駅も勝手に紹介してみます。
日本海に面した島根県を東西に走るJR山陰本線ですが、島根県の区間は車窓から海を眺められる機会は思いのほか少なく、海に面した駅も片手で数えられるほどしかありません。
そんな中、折居駅は最も日本海に近く、新潟県のJR信越本線・青海川駅に匹敵…とまではいかないものの、そこそこいい線いってると思うのですが、そこは島根県、地味な感は否めません。
国道9号線を浜田市内から益田方向へ走っていると、急に視界が開けて日本海が飛び込んでくる場所がありますが、そこが折居地区。
『道の駅ゆうひパーク三隅』の少し手前になります。
この辺りだけ海が鮮やかに青い。
左手にドライブイン日本海を見ながら、踏切を渡ると折居駅に到着します。
当然ながら無人駅。
特急列車は止まりますが、対面電車と離合するためだけに止まるようです。
通るのはキハ40系とキハ126系、キハ187系と、これまた地味な顔ぶれ。
駅舎から出れば眼前には日本海。
…駅舎には別に駅ノートがあるわけでもなく、ただただ閑散とした無人駅。
もはや何のアテにもならない駅ホームの名所案内。
海水浴場は駅前となっていますが、実際には駅から西へ200mほど歩いた先にあります。
海水浴場といっても、単なる砂浜。
空き地に車を止め、民家の脇を抜けて砂浜に出ます。
シャワー等の設備も無く、なかなかワイルドな海水浴場です。
海水浴場から海沿いに駅方向へ戻ると、海に突き出た展望デッキがありました。
眼前に広がる日本海。
水平線が視界180°…とはいかず、135°ぐらいに開けます。
中途半端な感じが島根らしい。
漂着ゴミが目につきますが、透明度は高く海は綺麗。
展望デッキから望む折居駅方向。
ちなみに、背後にそびえる鉄塔の立った山が名所案内にもあった『大麻山』ですが、徒歩で1時間30分は無理でしょう…。
踏切から駅舎の間は海沿いにガードレールも無いので、海をバックに写真撮影するには最適です。
ナルシスト万歳。
日本海に沈む夕日も綺麗だったりします。
それなりに風光明媚ではあるのですが、特に観光案内で紹介されるわけでもなく、地味すぎる感のある折居駅。
とりあえず腹が減ったのでドライブイン日本海で自販機うどんでも食べよう。