益田川ダム
島根県で最も西に位置するダムカード配布ダム、益田川ダム。(H28.12.12現在)
マニア以外、訪れることはないであろう益田川ダムを例によって勝手に紹介してみようと思います。
益田川ダムは文字通り益田川の上流にあります。
この豊川小学校前の交差点、右に曲がると大谷温泉、少し先には自販機の店風花がありますが、そちらは別で触れるとして、この交差点をもう少し広島方面へ進みます。
途中、球場(久々茂球場)がありますが、その先にあるトンネル手前の脇道を入ります。
脇道を進めば、すぐにダムへ到着しますが、国道を広島側から来たら分かりにくいこと必至。
益田川ダムは高さ48m、平成17年竣工の比較的新しい重量式コンクリートダムです。
山に囲まれており、通る車も無いので静寂に包まれています。
…まあ、ほとんどのダムは静寂に包まれていますが。
益田川ダムのダムカード。
島根県西部のダムカード配布ダムは到達難易度の高い山奥にあるダムばかりですが、こちらは難易度低めです。
この益田川ダムから国道191号線を広島方面へ進み、美都町から山間に入って御部ダム~木都賀ダム~大長見ダム~第二浜田ダム…と、ダムカード巡りのルートがありますが、案内したことがある県外の友人曰く「地元民じゃないと絶対わからないルート」だそうです。
ダム湖は『ひだまり湖』と命名されていますが、益田川ダムは洪水調節目的に特化した治水ダムなので、ダム湖に水がありません。
知らない人が見たら渇水ぶりに驚くかも。
駐車場の案内板には満水時の写真があり、おそらくダム完成直後の試験湛水の時のものだと思いますが、よくもこれだけ溜めたものです。
…でも大雨が降ったら意外に水が溜まるのかもしれません。
洪水調整用ダムなので溜まらないに越したことは無いのですが、満水時のダム湖を見てみたいものです。
どう見てもダム湖に見えん…。