第二浜田ダム
建設しているのは知っていましたが、いつの間にやら完成していました、第二浜田ダム。
そして、しれっとダムカード配布開始。
これは勝手に紹介しておかなければ…。
第二浜田ダムは、浜田市中心部のすぐ近く。
国道186号線を金城町方向へ進むと、案内標識が見えてきます。
ダムの案内ばかり。
脇道を進むと、新しい道が出来ていますので、まっすぐ行けば第二浜田ダム。
ダム全体を下から見上げたい場合は三階方面へ曲がらないといけませんが、三階方面からダム管理所へ上がる道は分かりにくいので注意。
ちなみに浜田ダムは工事中。
以前は浜田ダムでもダムカードを配布していましたが、今では配布していませんので、あしからず。
そんなこんなで第二浜田ダム管理所に到着。
手前が砂利道になっていますが、ダム湖を周回する道路は未だ建設中です。
意外にもダム湖側の眺めが良い。
試験湛水して水中に沈んだからだと思いますが、裾の方の樹木が茶色くなってます。
それがまたイイ感じだったりします。
ダム湖側から。
画像では分かりにくいかもしれませんが、超高いです。
それもそのはず、堤高は97.8mと県内最高。
ただ上から下を覗いても人はいないし、山ばかりなので今ひとつ高さが分かりません。
真下から見上げれば、ダムの高さが分かると思うのですが、まだ工事続行中につきダム本体に近寄れません。
色々と惜しい第二浜田ダム。
ともあれ、管理所にてダムカード入手。
管理所には他所でよく目にする『ダムカード配布中!』なんて案内は無いのですが、山口ナンバーの車で乗り付けた御仁は周知の事実と言わんばかり、普通に受け取ってました。
マニアック万歳。
ちなみに、ダム湖の名称は公募で決められました。
本当に浜田人は神楽が好きなんだから…。
JR山陰本線 折居駅
ドライブイン日本海を紹介したついでに、すぐ近くにあるJR山陰本線・折居駅も勝手に紹介してみます。
日本海に面した島根県を東西に走るJR山陰本線ですが、島根県の区間は車窓から海を眺められる機会は思いのほか少なく、海に面した駅も片手で数えられるほどしかありません。
そんな中、折居駅は最も日本海に近く、新潟県のJR信越本線・青海川駅に匹敵…とまではいかないものの、そこそこいい線いってると思うのですが、そこは島根県、地味な感は否めません。
国道9号線を浜田市内から益田方向へ走っていると、急に視界が開けて日本海が飛び込んでくる場所がありますが、そこが折居地区。
『道の駅ゆうひパーク三隅』の少し手前になります。
この辺りだけ海が鮮やかに青い。
左手にドライブイン日本海を見ながら、踏切を渡ると折居駅に到着します。
当然ながら無人駅。
特急列車は止まりますが、対面電車と離合するためだけに止まるようです。
通るのはキハ40系とキハ126系、キハ187系と、これまた地味な顔ぶれ。
駅舎から出れば眼前には日本海。
…駅舎には別に駅ノートがあるわけでもなく、ただただ閑散とした無人駅。
もはや何のアテにもならない駅ホームの名所案内。
海水浴場は駅前となっていますが、実際には駅から西へ200mほど歩いた先にあります。
海水浴場といっても、単なる砂浜。
空き地に車を止め、民家の脇を抜けて砂浜に出ます。
シャワー等の設備も無く、なかなかワイルドな海水浴場です。
海水浴場から海沿いに駅方向へ戻ると、海に突き出た展望デッキがありました。
眼前に広がる日本海。
水平線が視界180°…とはいかず、135°ぐらいに開けます。
中途半端な感じが島根らしい。
漂着ゴミが目につきますが、透明度は高く海は綺麗。
展望デッキから望む折居駅方向。
ちなみに、背後にそびえる鉄塔の立った山が名所案内にもあった『大麻山』ですが、徒歩で1時間30分は無理でしょう…。
踏切から駅舎の間は海沿いにガードレールも無いので、海をバックに写真撮影するには最適です。
ナルシスト万歳。
日本海に沈む夕日も綺麗だったりします。
それなりに風光明媚ではあるのですが、特に観光案内で紹介されるわけでもなく、地味すぎる感のある折居駅。
とりあえず腹が減ったのでドライブイン日本海で自販機うどんでも食べよう。
ドライブイン日本海
コンビニが乱立するこのご時世、ドライブイン(コインレストラン)という存在自体が稀有なものですが、島根県西部には未だ存在していたりします。
…てなことで、マニアの間では名の知れた(?)浜田市のドライブイン日本海を勝手に紹介してみます。
場所は浜田市内から益田方向へ進んだ国道9号線沿い、JR折居駅の間近にあります。
文字どおり日本海は目前。
店内はこれでもかと言わんばかりに自販機が揃っています。
スロットマシンの意味がわからん。
ガムとカロリーメイト・ソイジョイの自販機なんて、他では見かけません。
誰がここでUFOキャッチャーなんてするのか。
…なん思っていたら、フラッと立ち寄ったカップルがおもむろにやってました。
それなりに需要がある模様。
おにぎり、パン、菓子と品揃え豊富。
さながらコンビニ並みの品揃え。
コインレストランおそるべし…。
そしてこの店には、富士自動機のうどん自販機が設置されています。
マニアの間では垂涎ものの自販機ですが、島根県西部には結構存在していたりします。
メニューは『にくそば』と『天ぷらうどん』の2種。
店内には両替機もありますが、千円札しか対応していませんのであしからず。
こちらが『にくそば』。
歯ごたえのある肉と、太目でコシの無いそば、ネギと蒲鉾×2。
…で、こちらが『天ぷらそば』。
実際には具が麺の下に隠れている状態で出てくるので、「すうどんかよ!」とツッコミを入れてしまいます。
ベースのダシは共通と思われますが、濃いめでイイ塩梅です
個人的には『天ぷらうどん』をオススメします。
この自販機うどん、おやつと言うか、出雲地方で言うところの『箸間』(はしま=昼飯と晩飯の間に食べる食事)として、実に程良い量なのです。
実際、人気があるようでタイミングによっては売り切れだったりします。
現在、山陰道(バイパス)が建設中ですが、完成するとこのドライブインはスルーされてしまう運命です。
いつまでドライブインとしての役割を果たせることやら…。
ちなみにこちらの店、自販機も多種多様ですが、いたるところにある張り紙も独特の味を醸し出しています。
日本語がぉ力ヽしぃ。
第一青浦橋梁
少し前、道の駅ゆうひパーク三隅から撮影された日本海をバックに電車が走る光景がCMに使われていましたが、島根県西部、浜田市と益田市の境あたりにも、その筋では有名な『第一青浦橋梁』なる撮影スポットがあるらしいです。
しかも大正12年建造。
私は電車に乗るのが好きな『乗り鉄』であって撮影するのが好きな『撮り鉄』ではないのですが、とりあえず行ってみました。
地図を見ても場所が載っていないので、ネットで検索した情報を元に探します。
とりあえずJR岡見駅。
岡見駅自体、分かりにくい場所にあるのですが。
岡見駅から益田方向へ山道を進んで行きます。
第一青浦橋梁への案内看板なんて勿論ありません。
一回目は完全に道を間違え、ぬかるみにハマるわ、巨大フナムシを踏んずけるわで散々な目に遭いました。
曲がるべき場所はこの三叉路です。
曲がって坂道を下ると、ぐるっと一周するように道がカーブしていて、3つめの角に第一青浦橋梁への道が隠れています。
バイク右側の草藪に山道があり、そこを下れば橋梁はすぐ。
親切にもロープが張ってありますが、雨上がりだったのでぬかるんでいました。
山道なのに足元には巨大フナムシが闊歩しているので、コケたら悲惨。
苦労の末にたどり着いた第一青浦橋梁。
画像からは伝わりにくいですが、橋脚の高さは25mあるので巨大。
日本海の荒波も激しく、迫力満点です。
間の悪いことに、橋梁は絶賛 塗装工事中。下調べ大事。
天気もどんよりしていて、当然ながら撮り鉄諸氏の姿はありません。
山道を下りて行くと、線路の間近まで行けます。
せっかく来たので電車を入れて写真を撮ってやろうと思い、岡見駅で撮影した時刻表を確認してみると、14時台の電車が一本もなく、次の電車まで1時間半以上…。
なんて間の悪い…。下調べ大事。
時間をつぶそうにも近くには本当に何もなく、雲行きも怪しいのでリベンジを誓って撤収…。
しかし、ちんたらバイクを走らせて道の駅ゆうひパーク三隅まで戻ったところで、この時間に通るはずのない特急電車と対向。
あれ? 回送電車…?
…岡見駅は特急が止まらないので、時刻表には書いてないのでした。
撮り鉄にはなれんな…。(敗北感)
美又温泉会館
意外と温泉の多い島根県西部・石見地方。
その中で『美人の湯』と称されている割に今ひとつ話題性に薄い、美又(みまた)温泉を勝手に案内します。
美又温泉は浜田市金城町から旭町へ通じる県道5号線から入った先にあります。
多すぎる施設案内の標識が分かりにくいというトラップ。
上から順に見ていくと一番下の美又温泉が目に入るまでに通り過ぎること必至。
とても人気の無い道を進んで行き、トンネルを抜けた先が美又の温泉街。
画像では分かりにくいですが、左手側は山。
こじんまりまとまった温泉街です。
八角形の建物が目立つ『国民保養センター』から川沿いに進むと、最近できたと思しき足湯があります。
豪雨災害の復旧工事が未だ続いていて、眺望は痛々しいですが…。
足湯からひなびた温泉街が続きます。
温泉街…といっても旅館以外に何も無いですが。
旅館へ宿泊する場合は事前の買い出しが欠かせませんな。
温泉街 の端に美又温泉会館があります。
反対側から来たらすぐの模様。駐車場もあるし。
源泉を使った日帰り温泉施設で、中にある観光協会が受付になっています。
料金は大人250円、子供(小学生以上)150円という安さ。
古びた施設…かと思いきや、意外と綺麗で整った施設内。
秘湯を期待していただけに拍子抜けました。
脱衣場は狭く、浴室内も当然狭いです。
洗い場は3つしかなく、客が多いときはどうすんだ…と思いきや、私の訪問時は午後3時過ぎという中途半端な時間ということもあってか、貸し切り状態でした。
無色透明の湯は熱めで、ぬるぬるしています。
一見わかりにくいですが、湯船には傾斜がついています。
少しずつ深くなるのが楽しかったらしく、子供たち大興奮。
よくわかりませんが、ぬるぬるの湯が肌に効いた気がします。
湯上りは当然のようにコーヒー牛乳。地元・浜田の『クボタ牛乳』です。
湯上りに加え、湯が熱くてのぼせ気味だったので、こんなに美味い飲み物があったのかと思えるほど牛乳が美味い。うむ、大袈裟。
観光協会のおばちゃんがフルに補充していたところを見ると、客が増えるのは夕方以降かも。
訪問時は偶然にも温泉祭りが開催されていました。
石見地方で祭りといえば、当然のように石見神楽。
演目がメジャーな『大蛇』だと得した気がする。
…ひなびた温泉街マニアックな秘湯に浸かろうと思いきや、意外と普通だった上に、しっかり満喫した件。
ぬぅ、美又温泉あなどれない…。
八戸ダム
仕事多忙につき2件目の投稿に半月以上要するという、もはやブログ(日記)と言うより生存報告。とりあえず生きてます。
さて、ダムカードというものをご存じでしょうか?
簡単に言えば、ダムのトレーディングカードなのですが、入手難易度がなかなか高く、マニア心をくすぶる代物なのです。
島根県はカード配布ダムが地味に多いのですが、その中でもマイナーな江津市桜江町にある『八戸(やと)ダム』を勝手に案内します。
八戸ダム管理所にある案内図。
超わかりにくい。
江津市側からだとJR三江線の川戸駅から千丈渓、風の国方面へ目指すと辿り着きますが、案内が面倒くさい 浜田道・旭ICからのルートが分かりやすいので、旭ICからスタート。
旭ICを出た後、右折して旭温泉、桜江方面へ。
案内看板がやたら多い旭IC前。逆に迷う。
旭温泉を抜け、桜江手前までは快走路。
風の国手前に八戸ダム方面へ続く脇道があります。
脇道の先は桜江側から行くルートと最終的には合流するので、通り過ぎても大丈夫。
案内板設置が雑。
脇道の先は意外にも広くて走りやすく、川沿いなので涼しいです。
全然人の気配が無い。
5kmほど走って桜江側からのルートと合流。
ここまで来ればダムは間近ですが、急に路面状態が悪くなり落石も散見さるのでリアル落石注意。
そんなこんなで八戸ダム到着。
昭和51年建造の重量式コンクリートダム。
赤色の非常用洪水吐ゲートが山の緑に映えます。
かつては堤高が72mと県内で一番高かったのですが、志津見ダム(81m)、尾原ダム(90m)と平成にできたダムにあっさり抜かれ、今では「島根県が管理するダムの中で集水面積・湛水面積ともNo.1」という、凄いんだ凄くないんだかよく分からないポジションに。
とはいえ、やはり72mの堤高は壮大です。
ダムカード入手。
ダムの場所はマニアックですが、意外と走りやすくて行きやすいダムでした。
ちなみに、桜江からのルート上に一際目立つ外観の『たぬきの国』という中華料理店があるのですが、地元では大盛りちゃんぽんの店として有名です。
ダムマニア、ジロリアンの方は八戸ダムへどうぞ。
金城オートバイ神社
今さらですが、ブログを始めました。
誰に頼まれたわけでもないのに、島根県のマニアックなスポットを勝手に紹介していこうと思います。(苦情の受付は終了しました)
さて、浜田市金城町に『オートバイ神社』なるものがあるらしいです。
今後全国に10箇所ぐらい出来るらしく、既に広島県北広島町に2番目があるらしいのですが、島根が第1号なんだそうな。
私もバイク乗りの端くれ、行ってみなければ。
…ということで、オートバイ神社を勝手に紹介します。
金城町へは、浜田市内から国道186号線を広島県境方向へ約15分ほどズンドコ走ると辿り着きます。
ここから先は広島県境まで、数えるほどしか信号機がありません。
田舎素敵。
金城町唯一のコンビニ、ポプラの前にある交差点を旭町方面へ。
オートバイ神社は『金城ウエスタンライディングパーク』内にあり、この界隈の道沿いにはライディングパークへの案内標識が散見されます。
超テキトーですが。
私の持っているツーリングマップルは古いので載っていません。
そんなこんなでウエスタンライディングパーク到着。
文字どおり乗馬体験のできる施設です。
こじんまり。
駐車場から続く山道で堂床の山山頂へ。
道幅が狭くて散乱物が多く、ガードレールも無かったりするので、ツアラーなんかで颯爽と走るとエラい目に遭うかもしれません。
安全第一。
…神社というより祠ですがな。
撮影スポットの神社前にはスタンド立てる用の鉄板が敷いてある親切設計。
神社自体は少し拍子抜けでしたが、堂床山の山頂は視界を遮る物が殆ど無く、絶景!
↓ 日本海方面の眺望。
神社から少し上に進んだ先、中国山地方向の眺めはさらに絶景。
阿蘇の大観峰にも匹敵…と言ったら完全に言い過ぎですが、なかなか雄大です。
意外にオススメできる場所でした。
園内の馬は人懐こいので向こうから近寄ってきますが、餌を手にしていないと分かると、即座にそっぽを向かれます。
園内で餌用の野菜を販売しているので、仲良くなりたい方はどうぞ。
このツンデレ野郎め。(メスかも)