大谷温泉
島根県西端・益田市にある大谷温泉が、観光パンフレット等にも掲載されているにも関わらず、実際に行ってみたらなかなかマニアックな場所だったので、勝手に紹介してみます。
大谷温泉は益田市内から旧美都町、広島県境方面へ酷道191号線へ向かう途中、豊川小学校前の交差点を曲がってすぐの脇道を入った先にあります。
益田川ダムへ向かう道順と途中まで同じ。
↓ 広島方面から見る豊川小学校前の交差点
交差点を曲がると大谷温泉の案内板が。
この脇道を進めば、あとは一本道なので迷うことはありませんが、どんどん山奥へと入って行くので、本当にこの道で良いのかと不安になります。
とっても熊が出そうな雰囲気。
脇道に入ってから車で10分程度進むと、山に囲まれた大谷温泉かじか荘に到着。
大正3年創業だそうなので、実に100年以上の歴史ある温泉旅館です。
昔のことはわかりませんが、現在は大谷温泉といえばこちらのかじか荘しかありません。
入湯料は大人400円。
館内を奥に進むと浴室があります。
大谷温泉は単純酸性冷鉱泉。
効能は色々ありますが、特に皮膚疾患に良いそうです。
入浴上の注意が掲示されていますが、その先のビール販売機が気になる…。
無色透明の湯で、熱くないのでゆっくり入れます。
浴場内は狭く、洗い場が少ないので、タイミングによってはゆっくりできないかもしれませんが。
画像では分かりにくいですが、窓の外には池があり、大きな鯉が泳いでいます。
鯉を見ながら温泉に浸る…というのも良いものです。
山間なので静寂に包まれています。
益田市内からそう遠くはないのですが、とても山奥まで来た感が。
紅葉の時期もいいかもしれません。
訪問時は結構な雨が降っていましたが、風呂上がりには雨が上がっていて、虹が出ていました。
しかし、日没後に訪れたら真っ暗で危ないと思われます。
携帯電話もSoftbankは圏外でしたので要注意。